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発達障害の視覚優位・聴覚優位 その①🌈

病気・障害の特性

こんにちは!就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

みなさんは「視覚優位」や「聴覚優位」という言葉をご存じでしょうか?

これらの言葉は『刺激を受け止め処理する際に、どのような刺激を処理することが得意か』、といった「認知特性」と呼ばれるものです。

「認知特性」は誰にでもあるとされていますが、特に「発達障害」の方は、この特性が強いとされています。

特に「ASD」の方は、「視覚優位」の傾向が強い人が多いとされています。

私たちが日々、支援をしていて感じることは、「視覚情報の処理が得意なのに、聴覚情報に頼る仕事をしているなど、逆のことをしている人がかなり多い」ということです。

発達障害のある方が職場でストレスなく働くためには、「視覚優位」「聴覚優位」といった認知特性をしっかりと理解し、自分なりのインプット方法を学ぶことは必須と言えるでしょう。

これからそれぞれの得意なことや苦手なことをお伝えしていきます!

今日は「視覚優位」です!

■視覚優位

視覚優位とは、その言葉の通り、目から入ってくる情報の方が処理水準が高い特性を指します。

人の顔をよく覚えている、キャラクターの絵を何も見ずにかけるという人は、視覚優位かもしれません。

<視覚優位の方の得意なこと>

・図式されたマニュアルを理解する
・書面やホワイトボードに書かれた文字を理解する
・道具を使う

<視覚優位の方が苦手なこと>

・口頭のみでの指示を聞く
・視覚的変化が大きい場所(目の前で、人がよく通り過ぎる等)で作業する

このように得意と不得意があります。

「視覚優位で口頭の指示が苦手であるにもかかわらず、介護職などの口頭指示が多い職業に就いている」などは、自分の特性と仕事の属性のミスマッチと言えるでしょう。

発達障害の方は、自分の得意と苦手をしっかりと理解した上で、職業選択することが重要となります。

自分はなんて仕事ができないんだ!と自信を無くしている人でも、自分の特性をよく知り、適職を知ることで、自信を回復し、イキイキと働けるようになるかもしれません。

明日は「聴覚優位」について詳しくお伝えします!

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