知的障害・精神障害の方も安心　成年後見制度🌈

ライラ-OSAKA22023年8月12日

こんにちは！就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

今日のブログは「成年後見制度」についてご紹介いたします。

成年後見制度とは、知的障害・精神障害・認知症などによって、福祉サービスや他の契約などの手続きを一人で決めることに不安や心配のある人が利用できる制度です。

この制度は、ご自身に不利益な契約かどうかよくわからないままに契約を結び、悪徳商法の被害にあわないためにも使われています。

成年後見人には、「任意後見制度」と「法定後見制度」があります。

「任意後見制度」とは

「任意後見制度」とは、例えば認知症の症状が軽いうちに、あらかじめご本人自らが選んだ人（任意後見人）に代行してほしいことを契約しておく制度です。
申立人として、ご本人、配偶者、四親等以内の親族なども可能です。
障害のある方のご家族も、将来の為に任意後見制度を使うことができます。

「法定後見制度」とは

「法定後見制度」とは、ご本人が自分で決めることが不安になった時、家庭裁判所によって成年後見人等が選ばれる制度です。
不安に応じて、「補助」「保佐」「後見」の３種類があります。
補助→後見にかけてご自分で決めることがより難しい方が対象です。

これらはご本人の意思を尊重しつつ、安心した生活が送れるように義務を果たします。
金銭トラブルから守ってくれたり、健康状態や暮らしについて、また預貯金や不動産についても家庭裁判所と関わりを持ちながらサポートしてくれます。

認知症の方もたくさん利用されている制度ですが、障害をお持ちの方も利用できます。
必要な福祉サービスの利用や、金銭面の手続きなど、お一人で決定するのに不安のある方は一度この制度を検討してみてください。
ライラでも、問い合わせに来られる方々に対し、必要な情報提供は必ず行っております。
もしその中に成年後見人の必要性が見られる際はご提案させていただきます。

皆様が安心してその人らしく毎日を過ごしていただけるよう、相談・支援いたします🌈
厚労省のHPも参考にしてくださいね。
厚労省HP: 成年後見はやわかり｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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