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不器用すぎる!!(泣)これって発達障害と関係あるの??②🌈
ライラ-OSAKA
こんにちは!就労移行支援事業所ライラ梅田センターです🌈
「発達障害」と「不器用さ」は、非常に密接な関係があると言われています。
今日は「不器用」について深堀していきましょう。
■不器用とは?
身体障害や運動神経などの問題がないにも関わらず不器用な場合は、「感覚統合」に問題があると言われています。
「感覚統合」とは、五感や運動神経、感情などを統合する働きを指します。
不器用な人の場合、この感覚統合、特に、視覚情報と運動神経の統合が上手くいっていないことが主な原因となります。
つまり、目の前の作業をするために、しっかりと見ることができているし、脳から筋肉への命令も問題なく出すことができるが、それらをまとめ上げる「司令塔」が上手く機能していない状態です。
■不器用の種類
不器用さの種類には、大きく分けて2種類あります。
(1)微細運動の障害
微細運動とは、手や指先を使った細かい動きを指します。
微細運動が苦手な人は、お札を数える、ハサミを使う、細かい部品を組み立てるなどといった作業が苦手です。
(2)粗大運動の障害
粗大運動とは、立つ、座る、走るなどはじめとする、比較的大きく体を動かす動作を指します。
粗大運動が苦手な人は、大きな物品を運ぶときなどに、うまくつかめておらず、落としてしまったり、周りとの物理的な距離が分からず、物品を家具などにぶつけてしまうといったことがあります。
■不器用を直すには?
自分一人で直すのは難しく、作業療法士の監督の元、感覚統合計画を作成し、視覚情報や運動神経の統合を図ることが一般的です。
しかしながら、年齢を重ねるごとに効果は表れにくくなるため、学童期に行われることが一般的です。
■ライラの考え方
ライラでは、「不器用さの改善」と、「器用さが必要となる作業に慣れる」ことを明確に分けています。
ライラで訓練されている方は、みなさん成人されていますので、不器用さを直すことは目的としません。
ライラの訓練で、器用さが必要となる訓練を行っていただき、「不器用さの程度」と、「どれくらいで慣れることができるか」を本人、支援者共に理解します。
そして、訓練で得られた情報で自分の特性をしっかり理解し、職業選択の材料とします。
わかりやすく言うと、「器用さが必要な作業がいつまでもクリアできない方」であれば、パソコンを使った事務的な作業や接客など、器用さが要求されない仕事を検討するべきですし、逆に「不器用だが、比較的早い時間で作業になれることができる方」であれば、新商品の組み立てが週に何度もあるような工場で働くことも可能であると判断できるということです。
自分の特性をよく知って、あった職業を選択したいですね。
いかがでしたか?
最近では、業務のストレスからくるうつ病の原因が、「不器用さからくる自尊心の低下」「マルチタスクが苦手で起こるミスによる自尊心の低下」などと相関が強いと考えられるようになってきました。
人間関係のストレスを完全に取り除くことは難しいですが、作業のミスから来るストレスは、自分のことをよく知り、適切な職種を選ぶことで取り除くことができます。
みなさんも自分の特性をよく知って、職業を選択していただけたらと思います🌈
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