知的障害・精神障害の方も安心　成年後見制度２🌈

梅田センター２2023年9月11日

こんにちは！就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

以前、成年後見制度についてご紹介いたしました。

成年後見制度とは、知的障害・精神障害・認知症などによって、福祉サービスや他の契約などの手続きを一人で決めることに不安や心配のある人が利用できる制度です。

この制度は、ご自身に不利益な契約かどうかよくわからないままに契約を結び、悪徳商法の被害にあわないためにも使われています。

前回は法定後見制度のところを簡単に説明しましたので、もう少し詳しくご紹介いたします。

法定後見制度は、家庭裁判所によって後見人等が選ばれる制度です。

これには３つの種類がありますので、ここを掘り下げます。

① 補助

対象となる方：重要な手続・契約の中で、一人で決めることに不安のある方

② 保佐

対象となる方：重要な手続・契約などを、ひとりで決めることが心配な方

③ 後見

対象となる方：多くの手続き・契約などを、一人で決めることが難しい方

？どのような人が法定後見人になるのか？
ご本人の親族、弁護士、司法書士、社会福祉士、法人など、専門的な知識を持っている専門職が選任されることがあります。

申し立ての流れ

① 成年後見を行っている機関（地域包括支援センター、中核機関、社会福祉協議会など）に相談し、申し立てます。

② 調査など

③ 審判：後見糖の開始を審判し、成年後見等を選任します。

④ 報告：後見人等は、選任後１カ月以内に財産目録などを作成し、家庭裁判所に提出します。

利用料金など
申立て手数料（800円）、登記手数料（2.600円）、利用開始後の利用代金がかかります。

利用開始後の金額は家庭裁判所が決定します。

医療や福祉サービスの手続き、よくわからないものを買わされそうになる、などの不安や心配をお持ちの方は、一度成年後見制度の利用を検討してみてください。

詳しくは厚労省のホームページにパンフレットが乗っていますので、そちらもご参考にしてください。

ライラでは必要な制度を活用しながら、皆さんが安心して日常生活を送り、就職活動や就労後の生活を充実できるように支援させていただきます。

他にどんな福祉サービスや制度があるのかよく知らない方も、お気軽にお問い合わせくださいね🌈

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