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「ニューロダイバーシティ」という考え方🌈

梅田センター2

こんにちは!就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

お正月気分もすっかり抜け、今日もみなさん訓練をがんばってらっしゃいます😊

さて、みなさんは「ニューロダイバーシティ」という言葉をご存じですか?ニューロは「脳・神経」、ダイバーシティは「多様性」を意味します。

つまり、ASDやADHDといった発達障害において生じる特性を「脳や神経に由来する多様性」として尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう!という考え方です。

発達障害の方はその名の通り、障害」により機能が十分に働いていない能力があります。しかし一方で、他より優れた能力を持っていることも珍しくありません。そのため近年では「ニューロダイバーシティ経営」として、発達障害の方の強みを経営戦力に取り込もうとする企業も存在します。

例えば、ADHDであれば「注意や論点の維持が困難」という特性があるため、凝り固まった考えにならず、アイデアマンとして活躍できたり、多角的な物事の見方から組織の改革に向いているということがあるのです。ASDは「自分の好きなことに対しては高い集中力を発揮できる」という傾向があるため、実際に、特定の分野で大活躍されている方もいらっしゃいますね。

しかし、逆に配慮が得られない場合は能力を発揮できず、さらに二次障害となる場合もあるため、社会で活躍している発達障害の方は、最近まであまり多くなかったように感じます。

ニューロダイバーシティは、「一定の配慮や支援を提供することで、発達障害のある方にその特性を活かして自社の戦力となっていただく」ということを目的としています。つまり、様々な研究で明らかになった発達障害の強み・弱みをしっかりと社会全体で共有し、発達障害の方もしっかりと能力を発揮できる社会を目指すという考え方です。

私たち就労移行支援員が目にする企業の募集要項でも、しっかりと障害に対する配慮を提供したうえで、戦力として働いてもらいたい!という意思が伝わってくる求人が増えてきています。少しずつではありますが、障害者の雇用が、いい方向に変わってきていることを感じる今日このごろです。

 

参考文献:経済産業省HP
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/neurodiversity/neurodiversity.html

 

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