【CEOブログ】就職で「本当に」役立つスキルは何だと思いますか？　#010

仕事・訓練2022年4月30日

こんにちは。

#あらゆる個性を強みに変える

就労移行支援事業所ライラ代表の吉田です。

【1】自慢のプログラム

就労移行支援事業所は、就労を希望する障害を持つ方々への訓練・就職支援・就職後サポートを実施する場所です。事業所の数だけ教育方針の数も存在していて、各事業所が魅力あふれる訓練・支援を実施していることと思います。

ライラでは、各利用者の置かれている状況や、その人の特性を踏まえ、一人ひとりに合ったお手伝いを確実に実践したいと考えています。

https://lira.co.jp/about/kunren/

上のリンク先にもある通り、多岐に亘るプログラムを展開しています。これらを1つずつ細かく説明していくことも、いずれ行いたいですが、今回はライラで特にイチオシのプログラムである『業務訓練』についてお話させてください。

【2】業務訓練

『業務訓練』は、一言で言えば、実際の業務の擬似体験です。但しよくあるロールプレイと異なるのは、その中身が結構本格的なところです。

・チームを組成して取り組む

・数日間に亘って取り組む（その場で少し考えて終わるものではない）

・アイテム内容、商品数、納品期日などが細かく設定された発注に対応していく

・納期までの間に想定外のトラブルが発生することもある（これはライラの支援員が訓練の一環として敢えて発生させるもの）

・その際は、納期を死守するのか、納期を遅らせるのかを判断すること含め、臨機応変に対応していく

等々。

なんとなくイメージを持っていただくことはできましたでしょうか。（より詳しく知りたい方は、是非ライラまで直接お問い合わせください）

【3】会社で役立つ「コミュニケーション力」

このような複雑な『業務訓練』を、複数のチームメンバーと共に取り組むとなると、トラブルも付き物です。メンバー間で考え方が合わない、伝えたつもりのことが伝わっていなかった、誰かが途中で進め方を勝手に変えてしまった、等々。

そして『業務訓練』の中でそのような体験を重ねることは、考える力、話す力、聴く力を存分に発揮する機会にもなるのです。この訓練の繰り返しは、一人ひとりがゆっくりと、でも着実に、総合的な「コミュニケーション力」を高める一助になっています。

企業に就職した後、本人が長く働き続けたいと思えるか、会社側に長く働いてもらいたいと思ってもらえるのか、このあたりはPCなどのスキル以上に、個々人の「コミュニケーション力」に左右される場合があります（もちろんPCスキルなども重要ですので、希望があれば、ライラで学ぶこともできます）。そうは言っても、皆がコミュニケーションを得意としている訳ではありません。だからこそライラでは、「コミュニケーション力」の向上を意図して『業務訓練』に力を入れているのです。

【4】あらゆる個性を強みに変える

就労移行支援事業所ライラでは、就労を希望する障害を持つ方々への訓練・就職支援・就職後サポートを実施しています。「ライラはどんなところなんだろう？」「ライラと共に歩んでみたい」など、少しでも興味を持っていただけましたら、是非一度遊びにいらしてください！

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