「非定型うつ病」②🌈

梅田センター２2023年4月30日

こんにちは！就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

先日から「非定型うつ病」について、紹介しています。

「非定型うつ病」とはその名の通り、うつ病の一種ですが、典型的なうつ病とは違う症状なのであまり聞いたことがないと思います。

典型的なうつ病との違いをみていきましょう。

症状②「気分反応性」

典型的なうつ病は、うつ状態の間、嬉しいことがあっても気分はずっと落ち込んだままです。

しかし、非定型うつ病は「通常は気分が落ち込んだままだが、楽しい事や嬉しい事があると、途端に気分が高揚する」という特徴があります。

嫌いな事だと抑うつ状態となり、楽しい事や嬉しい事になると気分が改善するこのような性質を「気分反応性」といいます。

この性質から「本当のうつ病ではない」「本当はしんどくないのではないのか？」など「甘え」と誤解されることがあります。

しかし、本当に非定型うつ病の場合、自分自身でこの気分の変動を制御することができないのです。

このように、非定型うつ病の症状は、よく知られている典型的なうつ症状とは異なります。

「自分に当てはまる」「うつ病の症状とは違うから受診をためらっていた」という方は、是非、診断を受けてみてください。

非定型うつ病の方の中には、周囲から「うつ病ではない」と誤解され、大変つらい思いをしている人がいます。

このブログで、少しでも障害や疾病の認知が広がることを願っています🌈

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