【冬季うつ】かも？それは、季節性情動障害です🌈その①

梅田センター２2023年2月6日

こんにちは！就労移行支援事業所ライラ新大阪センターです🌈

立春も過ぎ、暦の上では春になりましたが……いやいや、まだまだ日照時間も短いですし、めっちゃ冬です！風が冷たくて毎日寒いですね⛄

みなさん、「冬季うつ」という言葉をご存じですか？

名前に【うつ】とつきますが、厳密にはうつ病とは区別され、正確には【季節性情動障害】と呼ばれます。

この障害は冬に限らず、特定の季節にだけ「うつ病」に似た症状を示す疾病で、多くの場合は、秋の終わりまたは冬の初めに発症し、春と夏の間頃に消失します。

原因はさまざまですが、最も重要な要因は、日照時間の減少です。

以前のブログでもお伝えしましたが、私たちは日光を浴びることにより、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が促され、精神状態が安定します。

しかし、冬は日照時間が少ないため、「セロトニン」の分泌量が減ってしまいます。

また、女性ホルモンには「寒暖差の影響を受けやすい」という特徴があるため、女性に多い疾病とも言われています。

どんな症状がでるのでしょうか。

冬季うつ(季節性情動障害)の症状

①気力低下

理由もなく、やる気が出ないといった症状が見られます。

多くの場合は、抑うつ症状も伴いますが、必ずしも見られるわけではありません。

また、うつ病が、社会的なストレス因子で症状が左右されやすいのに比べ、冬季うつ(季節性情動障害)の場合は、あまり左右されない人も多くいます。

②過食

食べすぎ、炭水化物への渇望が見られ、結果として体重増加が起こります。

女性であれば、スタイルを気にして、別のストレス要因につながる可能性もあります。

③過眠

過眠は、うつ病でも見られることがある症状ですが、多くの場合は、不眠です。

しかし、冬季うつ(季節性情動障害)の睡眠障害は、ほとんどが過眠です。
昼過ぎまで寝てしまう、または、いつも通りの睡眠時間であるにもかかわらず、眠れた気がせず、日中、眠気が取れないといった症状が見られます。

今日はここまでにして明日に続きます！

明日は【治療方法】です🌈

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